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2025年国勢調査とDID:飛行エリアはどう変わる?

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2025年10月から、日本全国で国勢調査が実施されています。
これは、日本の人口や世帯構成を把握するために5年ごとに行われる重要な統計調査です。
しかし、私たちドローン操縦者にとっても、この調査は無関係ではありません。
実は航空法に関わる「人口集中地区(DID)」とは国勢調査の結果をもとに設定されます。
• 市区町村内で、人口密度が 4,000人/km²以上 の基本単位区が隣接し、
• 合計人口が 5,000人以上 となるエリア
• 都市的傾向が強い地域(空港、工業地帯、公園など)は、人口密度が基準未満でも含まれることがあります
このような地域を「人口集中地区(DID)」としています。

国勢調査の結果が反映されると、以下のような変化が起こり得ます
• これまでDIDではなかった地域が新たにDIDに指定される
• 逆に、DIDだった地域が指定解除される
つまり、これまで許可不要だったエリアが、次回からは許可必須になる可能性があるのです。飛行計画を立てる際には、最新のDID情報を確認することが不可欠です。

今後もルールを守って楽しいドローンライフを楽しみましょう。

※国土地理院が提供する「地理院地図」では、DID地区を視覚的に確認できます。

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